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演劇が罪人の更正手段に使われる素晴らしさ。

先日、18時以降3時間100円の遠い駐車場を利用して、名演小
劇場でドキュメント映画「塀の中のジュリアス・シーザー」を観た。
昨年のベルリン国際映画祭グランプリを受賞した作品。
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パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ兄弟監督作品は初めて観た。
イタリアでは、各地の刑務所で更正プログラムの一つとして演劇
が積極的に取り入れられていると言う事にまず興味を持ったのだ。
ローマのレビッビア刑務所に収監されている受刑者達による、ウィ
リアム・シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」。
面白かったのはオーディション風景。
自分の名前・出身地・親の名前等を二通りの言い方でやれと言う
注文に答える受刑者達のクローズアップの顔。
愛する者と別れたばかりの悲しい気持の時の言い方と、怒りに満
ちた時の言い方を連続してやるのだが、国柄のせいか上手いなぁ。
キャストが決まり、刑務所のあちらこちらで練習する風景が続くが
ちょっと眠くなった。だいたいシェイクスピア劇って好きじゃないし・・
で、完成して刑務所内の講堂に一般の観客を入れ芝居を終え、
それぞれが元の監房に戻るのだが、カメラが先に監房内にあって
芝居を熱演した受刑者が入り、つぶやくシーンが最後にある。
「芸術を知った後でのここの暮らしはまさしく地獄だ。」
って言うんだけど・・・うそぉ、このつぶやきを撮ってるのは用意され
てたカメラでしょ脚本あるんじゃないですか
プログラム買って読んだら、勿論脚本はあるとの事だし、主役の
ブルータスを演じたのは、既に刑期を終え、実際に役者になった
元受刑者だと言うではありませんか!   何よぉ~

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