何故わざわざ大阪まで岸田劉生展を観に行ったのか?
随分前ですが、テレビドラマの中で「麗子像」が出て、そのドラマが
大好きなので「麗子像」に興味を持った・・・のですよ。
昭和62年度の向田邦子賞受賞作「麗子の足」。
寺内小春の脚本が受賞したのですが、大好きな向田邦子さんの
原案により、大好きな女優田中裕子主演で、大好きな久世光彦氏
演出による大好きずくめのドラマでした。
舞台は昭和10年後半から翌年の2.26事件までで、ドラマのもつ
雰囲気と「麗子像」のねっとりした朱色がマッチしてたのですが、
今回の展覧会ですこーし解った気がします。
岸田劉生初期の作品は明らかにピカソ・ゴッホの影響が見て取れ、
セザンヌの影響も経てやがて自己の確立である沢山の「麗子像」
があるのですが彼のコメントにある「東洋美には野卑な美がある」
との言葉で納得。日本の美ではなく東洋の美。
麗子さん御自身の父に対するコメントが色んな絵に添えられて、
実に面白かったですね。
24年前のこのドラマはビデオテープなので、DVDにダビングしな
がらブログ書いてますが、田中裕子さんの演技が、たまらない
さて岸田劉生の世界を出た後、同じ天王寺公園内の動物園へ。
あと2日で生後1ヶ月の可愛い赤ちゃんですが、檻にピントがあう
ので巧く撮れません。
飼育係が餌をやりながらクロサイの説明をしてます。
こびとマングース、可愛いです。

カメラ目線をとらえました。
ヒョウの「ヒョン君」です。まだ幼いらしく、「動く物に反応するよ。」と
スタッフのおじさんに勧められ、旅仲間が指を回すと
で、私も激しく手を振ってみたら、「ヒョン君」とっとこ走ってきて、ドン
とガラスに鼻をぶつけたのです。
きゃっごめん「ヒョン君」、でも、なんて可愛い
おじさん曰く、「子供だから可愛い目をしてるでしょ、でもだんだん
目がつり上がってくるんだよ。」ですって。
大阪はたこ焼きだろう
って事で目的の一つでもあったので探し
たのですが意外や意外、たこ焼き屋が無い
至る所にたこ焼きの看板があると思ってたのですが、あるのはくし
焼きばかりなのです。それも、立ち呑みのくし焼き屋が多い。
30分以上歩き回ってようやくみつけました。
私の食べたのは4種のタレのかかった「おおいり」。
私の地元のたこ焼きは、うどん粉が多く、ま、お団子風ですがこの
店のは、丸ごと頬張って死ぬかと思った
熱い
中がクリーム状でとろーりと熱々が出て来て、どうすべえ熱
すぎて飲み込めない!出すわけにも行かずビールを飲んでさまし
それからは二つに切って食べました。
帰りの近鉄アーバンライナー2時間かかるので、缶チューハイの摘
みにもう一つ明太チーズかけをお持ち帰りし、程よく冷めて旨し。
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