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神田香織さんのジャズ講談。

先日、初めて講談成る物を聴きに行きました。尾張旭市の図書館
でチラシを見つけ、興味を持ったのです。
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神田香織さん、社会派講談師、とでもいうのでしょうか?
うりんこ劇場で以前、「はだしのゲン」「チェルノブイリの祈り」
を上演し、続く第3作目だそうですが、私は初体験です。
ジャズ好きの私としては、ビリー・ホリディ物語を、ジャズピアノの
伴奏付きで講談し、最後はサックスも加わると言う説明書きを読み
どう構成するのだろうか、絶対見なくちゃと思って行ったのです。

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神田香織さんご自身が福島出身らしく、この震災・原発事故の話を
方言交えて語られた後、黒人の奴隷時代からの人種差別に翻弄
されたビリー・ホリディが歌手として成功し、代表作「奇妙な果実」を
クラブで初めて披露し、余りの暗い歌なので認められないのではと
案じたが絶賛されたと言うくだり・・・もう、涙・涙でした。
黒人がリンチをうけ首を切られ、その首が木につるされ、風雨に
さらされてやがて腐って落ちていく、まるで果実のようだという内容
は知っては居ましたが、ビリーの幼い頃からの話・両親の話を理解
した後でじっくり聴くと、嗚咽しかありませんでした。
そして講談を終えた神田さんが静かに消え、代わりにサックス奏者
が登場し、観客が感動しているその空間を、ピアノとサックスが
静かな熱い演奏でとどめを刺すかのごとくに奏でる・・・・・
すばらしい芸術でした。女性3人のかもし出す、感動の時間でした。

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